Value Creation for Next, SDGs

すべての人に健康と福祉を -あらゆる年齢のすべての人の健康的な生活を確保し、福祉を推進する-

ミレニアム開発目標(MDGs)の成果として、HIVの新たな感染者は2000年の推定350万人から2013年の210万人と約41%減少しました。さらに、2000年から2015年の間にマラリアから推定620万人以上の命が、結核から推定3700万人の命が守られたとされています。

しかし、依然として毎日1万6,000人の5歳未満児が予防可能な病気によって命を落としており、地域別に見るとサハラ以南アフリカ地域で年間300万人と最多となっています。さらに、医療従事者の立ち会いによる出産も地域格差が大きくなっています。
HIVの新たな感染者の数は減少しましたが、その内訳を見てみると15歳から19歳の新たな感染者のうち3分の2は女性であり、性別や地域によって正しい知識を得ることが難しくなっている状態が続いています。

持続可能な開発目標(SDGs)は、2030年までにエイズ、結核、マラリアその他の感染症の蔓延を食い止めることを目標としています。感染症に対する予防、治療、教育などの普及によって回避できる感染症から人々を守るためには、すべての人が安全で効果的な医薬品とワクチンを利用できるようにすることが必要です。

・ターゲット
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3.1 2030年までに、世界の妊産婦の死亡率を10万人当たり70人未満に削減する

3.2 2030年までに、新生児および5歳未満児の予防可能な死亡を根絶する

3.3 2030年までに、エイズ、結核、マラリアおよび顧みない熱帯病といった伝染病を根絶するとともに肝炎、水系感染症およびその他の感染症に対処する

3.4 2030年までに、非感染性疾患(NCD)による早期死亡をや治療を通じて3分の1減少させ、精神保健及び福祉を促進する

3.5 麻薬乱用やアルコールの有害な摂取を含む薬物乱用の防止・治療を強化する

3.6 2020年までに、世界の道路交通事故による死傷者を半減させる

3.7 2030年までに家族計画、情報・教育及びリプロダクティブ・ヘルスの国家戦略・計画への組み入れを含む性と生殖に関するヘルスケアをすべての人々が利用できるようにする

3.8 すべての人々に対する財政保証、質の高い基礎的なヘルスケア・サービスへのアクセス及び安全で効果的かつ質が高く安価な必須医薬品とワクチンのアクセス提供を含むユニバーサル・ヘルス・カバレッジ(UHC)を達成する

3.9 2030年までに、有害化学物質並びに大気、水質及び土壌の汚染による死亡及び病気の件数を大幅に減少させる

3.a すべての国々において、たばこ規制枠組条約の実施を適宜強化する

3.b 主に開発途上国に影響及ぼしている感染性及び非感染性の疾患のワクチン及び医薬品の研究開発を支援する。また、ドーハ宣言に従い安価な必須医薬品及びワクチンへのアクセスを提供する。同宣言は公衆衛生保護及びすべての人々への医薬品のアクセス提供にかかわる「知的所有権の貿易関連の側面に関する協定(TRIPS協定)」の柔軟性に関する規定を完全に行使する開発途上国の権利を確約したものである

3.c 開発途上国、特に後発開発途上国および小島嶼開発途上国において保健財政、および保健従事者の採用、能力開発・訓練、および定着を大幅に拡大させる

3.d すべての国々、特に開発途上国の国家・世界規模な健康リスクの早期警告、リスク緩和及びリスク管理のための能力を強化する

参考
日本ユニセフ協会.ミレニアム開発目標(MDGs).
https://www.unicef.or.jp/mdgs/